小児への新型コロナワクチンが努力義務・推奨へ変更されました
- 2022年8月11日
- 小児科
日々の診療の中で、保育園や学校でお子さまが新型コロナウイルスに感染し、その後ご家族に感染が拡大するケースが非常に多いと実感しています。
2022/08現在、日本ではまだまだ子どもへの新型コロナワクチンの接種が進んでいませんが、ここ数日で以下のニュースが相次いで報道され、そうした現状が変化することを期待しています。
2022/08/08
厚生労働省の専門家会議で、5~11歳の子どもへの新型コロナワクチンの接種について、「努力義務」とすることが了承されました。
2022/08/10
日本小児科学会が、5歳以上の子どもへの新型コロナワクチンの接種について、「推奨する」方針としました。
ポイントは大まかに以下のように述べられています。
1. 流行に伴い重症例・死亡例が増加している
2. 重症化予防効果が40%~80%程度みとめられる
3. 5~11歳の副反応は若年成人より軽く、12~17歳では同等である
大切なお子さまを感染から守ることは、ご自身や大切なご家族を守ることにもつながります。お子さまへのワクチン接種がまだお済でない場合は、ぜひ当院までご相談ください。(成人の方も接種できます。)