24時間web予約 web問診
LINE
instagram
ヘッダー画像

食物経口負荷試験

Medical

食物経口負荷試験|大高こどもクリニック|倉敷市東富井の小児科・アレルギー科

食物経口負荷試験について

食物経口負荷試験について

食物経口負荷試験とは、医療機関でアレルゲンと考えられる食品を実際に摂取して、アレルギー症状が出現するか確認する試験です。

目的

  • 診断をつけるため
  • どのくらい食べられるか・どの程度の症状がみられるか確認するため
  • 食べられるようになったか確認するため

方法

通常、AM 9:00~AM 11:00まで症状を観察します。
食品を1回~2回に分けて予定の量まで食べていただきます。

※アレルギー症状がみられた場合には終了時刻が遅くなる可能性があります。

判定

  • 陰性の場合、アレルギー症状がなければ自宅で同じ量まで繰り返し摂取していただき安全性を確認します。
  • 陽性の場合、アレルギー症状がみられた場合には適切な治療を行います。症状がよくなるのを待ってご帰宅いただきます。

食物経口負荷試験の判定図

東京都の調査によると、3歳までに食物アレルギーと診断されるお子様は約15%いらっしゃいます。

アレルギー疾患に関する3歳児全都調査 (令和元年度) 報告書抜粋
アレルギー疾患に関する3歳児全都調査 (令和元年度) 報告書より

一方、通院中の児はそのうち39%と半数に満たず、食物経口負荷試験を受けた児は31%にとどまっており、多くの方が適切な介入を受けられずに、不安を感じながら自宅でアレルゲンの摂取を試みている状況がうかがえます。

当院では食物経口負荷試験に基づいた、しっかりとした食物アレルギーの管理が受けられます。お子様の食物アレルギーが気になったときはお気軽にご相談ください。

pagetop